子どもが通園バスなどに置き去りにされる事故が相次いでいることを受け、鹿児島県指宿市の小学校で児童がクラクションを鳴らしたり、ドアを開けて脱出したりする訓練が行われました。 運転手 「クラクションを押すんだよ、押してごらん。もうちょっと強く」 この訓練は、スクールバスに子どもが置き去りにされる事故が全国で相次いでいることを受け、指宿市教育委員会が急遽、開催しました。 訓練が行われた指宿市の山川小学校は、統廃合で遠方から通う児童が増えたため、2021年4月から7台のスクールバスを導入していて、全校児童の3分の1にあたる約100人がスクールバスを利用しています。 11月21日は、バス通学の児童が車内に置き去りにされ、閉じ込められたことを想定して、クラクションの鳴らし方や自動開閉式のドアの開け方などについて運転手が説明しました。 児童 「クラクションは押しやすかった。クラクションを鳴らしてそれでも気づかれなかったら、運転手さんに教えてもらったとおりにバスのドアを開けて外に出ます」 「バスに残されたらどのように外へ出ればよいか分かった」 #鹿児島　#指宿市　#バス置き去り　#車内置き去り　#クラクション　#スクールバス　#鹿児島ニュースKTS